文化の秋、読書の秋

 年がら年中読書してるから特別秋が読書の秋と言った風には思わないけど、とりあえず今年の秋学期の目標は真面目に文藝に取り組むこと(註:not 文学)と言うことで多量に小説買って見た。『三銃士』とか『モンテクリスト伯』とか昔児童向けの文庫で読んだことのあるようなのから仏文の翻訳中心に、あとG.K. Chestertonを原書で幾つか買った。というか、『巌窟王』じゃなかった『モンテクリスト伯』ってこんなに長かったけ?なんつうか読む前から挫折しそうなんですが・・・積んだだけでお腹一杯って感じ。ふひゃー。
あと文学理論は前から読もう読もうと思ってたイーグルトンの『文学とは何か』とジョナサン・カラーの『文学理論』を買った。多分方法論としてはフーコのやった知の考古学やらの方向性が元から私が持ってる方向性となじんでるのでたぶん「新歴史主義」とやらの概説書で適当なのを次に買うつもり。なんがいのかな。でもまぁ、文学や文学理論プロパーで闘うわけではないので方法論にはそれ程縛られてやるつもりはないけど。
 あと小説も文藝のカテゴリーに入るように本来は美学の考察対象なので美学の勉強をある程度やりたい。前から建築とか絵画には興味があったので何冊か美学関係の本買ってるけど結局積んだまま・・・・とりあえずジャック・マリタンの『芸術家の責任』から始める。つうか、これ買ったのたぶん夏休みの前半だし。情けのない。
 
 あと上にメモしたように遠藤周作論の参考文献を幾つか今日注文した。とりあえず、之で準備ぐらいはできるかなと言う感じ。あと私直に知ってる人は分かると思うけど、やるときは徹底的にやるし、やらないときは徹底的にやらない。つうか、この点は非難されようが誉められようが知らない。調査書にちゃんと書いてあったでしょうに、非常に困った学生ですと。