高利貸しは卑しいのか?

id:fuku33先生のエントリで商業や産業、そしてそれを学問として扱う経済学、経営学商学諸々が何ゆえ嫌われるのかと考察してるのですが。
なんというか、嫌われてるという意識はあるのね、と冷たく言い放つのがわたしの属性的には正しいのかもしれませんが、私は好きですよ。商学とか経営学はいまだに何やってんのかわかんないけど。でも私も人文学や福祉系の人から猛烈な商業非難(あくまで批判ではない)に直面することが多くて面食らう。しかも、彼らがそれらの学問であるとかを批判するのにそれを学ぼうという気は限りになくゼロに近いのでさらにびびる。アダムスミスあたり経済学や産業やらを批判するならよい橋頭堡になると思うのだけど勉強する気がないんではしょうがない。
そんで、エントリを書いたのは手元に図書館から借りてきた、打村鑛三『中世教会法的徴利論考』があるのだけどちょうどよいと持ったから。
まだ序説と一章の頭を読んでる最中なのでこの書籍自体には言及しないけど、なんか得るものがあると思うのであったらエントリで書きます。
で、これはどうでもよいので聞き流して頂きたいのだけど、人文学の連中が経済系の人間を毛嫌いするのは、学部生の頃の大学生活に原因があるんではなかろうかと私は思う。
追記:そういえばと思って、プリントフォルダーを漁っていたら前にコピーした福田徳三の『基督教経済学説研究』が出てきた。萎える。これも途中までしか読んでなかった。