切れ目について

 半ば愚痴。私の立場や趣向をこのさい脇に置いて述べるのですが、60年代を境い目に、より正確に述べると第二バチカン公会議を境い目に何があったの?今読んでる『現代カトリシズム序説』(昭和32年)にしてもそうなのだけど、学問のベースとなってるものが第二バチカン公会議以後のものとそれ以前のものとでは異なっている。この変化についてまず説明が欲しいのだけど、私は神学部の初年次の講義でこの変化の理由と変化自体について受けた覚えがないのだけど。どういうことなんだろうか。
 仮にスコラ哲学的なものが放棄に値するなら、値するでかまわないのだけど明確な説明をして頂きたいし、変化後の哲学を明瞭に提示して頂けないと納得がいかない。それこそ講義で示されるものがそうだというならそうで受け止めるけど。