2008-11-30から1日間の記事一覧
あとがき 数年前、長崎で見た摩滅した一つの踏絵―そこには黒い足指の痕も残っていた―がながい間、心から離れず、それを踏んだ者の姿が入院中、私のなかで生きはじめていった。そして昨年一月からこの小説にとりかかった。ロドリゴの最後の信仰はプロテスタン…
沈黙を書いた時、それはもう大変なバッシングが起こります。そしてある時、主人がカトリックの教会から呼ばれて、イグナチオに行くんです。私はとても、よう行けませんでした(笑)。そこで、向こうに神父さんが五、六人並んで座っていらして、主人はこちら…
このreportタグを使うのは二回目である。一回目は永井隆のレポートの際に使用したが、そのレポートは結局提出せずにお蔵入りさせた。今回もそうならないようにできればよいのだけど。
出席者 遠藤周作(作家) 三浦朱門(作家) 粕谷甲一(東京教区司祭) 司会 岡田純一 [概要] 座談会は6月以前のものである。その前年(昭和39年)に三浦朱門同席のもとカトリック文学に関しての座談会が催されており、今回の座談会もそこでの問題意識を引き…
pp66−68 クルトゥル・ハイム講座 そのころから、*1毎月「クルトゥル・ハイム(Kultur-Heim)講座」が行なわれ、上智の神父方をはじめ、吉満義彦教授、岩下壮一師その他の講師は神学・哲学・社会学などの問題について講義し、講義後の質疑応答、懇談なども有益…