Think

よく読むためには

ustreamで話していたのですが、途中でフリーズしてしまったので、改めて文字にします。 まず以下の本について述べておきたいと思います。本を読む本 (講談社学術文庫)作者: J・モーティマー・アドラー,V・チャールズ・ドーレン,外山滋比古,槇未知子出版社/メ…

哲学に関して

先に記したように、‘哲学’の知識を得る課程でさえ一種の哲学を含むものであることがわかったかと思います。ここで重要なのはなぜ講義をおこなう教員が例えばですが、カントをこれほど重要視しているのか、どうしてこの書籍の著書はこれほどプラトンの哲学を…

哲学史に関して

西洋哲学史なり、古代哲学史であったり、中世哲学史なる講義を大学で受けたり、受ける方がいるかもしれませんが、哲学史自体に関して少し考察します。 まず、どのような歴史を取り扱うにしろ、何らかの区分を導入しなければなりません。それが古代、中世、近…

自己紹介の問題

今回は自己紹介の問題。この時期は毎年のことですが自己紹介が必要です。中高一貫6年間でクラス替えがあるとはいえ、狭い世界にいる頃はあんま自己紹介必要でなかった。そもそも今みたいにアクティブでもなかったし。 サークルや学科で一年生相手に自己紹介…

私信

id:Barl-Karth氏へ konatyanの日記より移転いたしました。今期より本格的に自然法に関しての考察を進めていきます。以前のブログにおいて度々有益な言及を頂き感謝しております。上記リンク先にて、主に形而上学、法哲学などに関してまとまった形で勉強して…

文句を言っていても始まらないので

本格的にwebでおこなう講義に関して考えていく。

過去ログから2006.6.3

公教育とは年金と同様に老後のための現役世代の投資、保険である。保険の基本であるリスクの分散を公教育にも適応すべきではないか。現在の公教育では投資に見合った利益の回収が見込めず、個別に教育に対して追加投資がおこなわれている。個人(家庭)が個…

新スコラ学へ向けての試案

本案件は私案/試案である。本案件の基本理念は次の三点である。信仰(信念)と理性と自由の三項である。これら三つの理念から必然的に引き出せる要素は愛である。そして愛は、寛容、開放性として現われる。寛容、開放性は民主主義と市民社会の基礎をなすもの…

メモ 私学教育に関して

田中耕太郎の思想と‘旧’教育基本法との関連 田中耕太郎の思想の背景に関して 〜人格論と自然法〜 宗教教育と私学教育の独自性に関して メモ資料 私立学校法 学校教育法 文科省教育基本法資料室なお、田中耕太郎の思想史、経歴概要は、『近代日本のカトリシズ…

自分用だらだらメモ

わたしは間違いなく頭の鈍い子、というか一回何かに自分の思考が煩わされると、そのこと自分が飽きるまでずっと止まって考え込んじゃう。この悪い癖が遺憾なく発揮されたのが、英語と数学。英語の単数形と複数形が何故存在するのか、冠詞の存在につまって、…

メモ 教育

ブックマしたけど、「どうして日本の大学はアメリカの様にならないのか」が面白かった。今日はもう長崎に向けて出発しないといけないので、言及できないけど。上記のエントリとの関連で少し書く。

言葉の問題

初めにことばがあった。ことばは神と共にあった。ことばは神であった。このことばは、初めに神と共にあった。万物はことばによって成った。成ったもので、ことばによらずに成ったものは何ひとつなかった。ことばの内に命があった。 ことばは世にあった。世は…

理性を正しく導き、学問において真理を探究するために

良識はこの世でもっとも公平に分け与えられているものである。…中略…わたしたちの意見が分かれるのは、ある人が他人よりも理性があるということによるのではなく、ただ、わたしたちが思考を異なる道筋で導き、同一のことを考察してはいないことから生じるの…

蟲愛ずる姫君

twitterでぐわぁーってわめいていたら、論点が散らばってわかりにくいとの指摘があったので整理してエントリにしてみる。 さて、今回は色々と考察したいことがあるのですが、どん引きされるのを覚悟で書こうかと思います。 自然への愛着 ファーブル『昆虫記…

過去ログ(大学での注意事項)

2007年5月23日の過去ログ でもまあ、神学科志望した理由を思い出すと、どの道日本ではどの大学入ったところで程度が低くて話にならないから海外の大学で勉強するための‘教養’学部のつもりで4年勉強すると決めたんだった。もう、方針変わりつつあるけど早く現…

過去ログ(広島のこと)

2007年8月7日の過去ログ 昨日のこと東京では対して気にならなかった。それは事実であるので書いておく。生まれて初めて広島以外の場所で8月を過ごす。離れたからわかるのだけど、私にはべったりと「ヒロシマ」が張り付いている。自己紹介の機会が増えたこと…

過去ログ(ウェブ時代をゆくの書評)

2007年11月6日の過去ログ はじめに 日付も変わったわけだし、書評を書きます。実は今日、神保町に行った際に、梅田望夫さんの『ウェブ時代をゆく』と斎藤孝さんの『日本を教育した人々』を取次店で購入してしまった。なお、私は出版物の流通経路だとかよくわ…

過去ログ

2007年11月19日の過去ログ まず初めに述べておかなければならないことですが、学ばない人は死んでいるのと同じことです。 ザビエルも彼の書簡の中で述べていましたが、当時の日本人は知的好奇心に富んでおり、この美徳ゆえにザビエルは日本にヨーロッパと同…

過去ログ(国語と品格)

2006年5月7日の過去ログ 其れにつけても国語力のなさぞ悲しきかな一昨日予備校に行く前に国家の品格の著書、藤原正彦氏のテレビインタビュー(確かテレ朝)を見ていたのですが、その中で氏は国語の重要性を強調されてました。そんな当たり前の事を語気を強め…

過去ログ(歓談室での話)

2006年7月31日の過去ログ 前のエントリーにも書いてるけど小論文の授業が今日から始まりました。読んでもらったら分かるようにまだまだ不十分です。800字という限られた字数で自分の思考を綴るのがいかに困難か理解できよかった。自分が10代の間に考えてき…

過去ログ(私と先生)

2007年7月24日の過去ログ 私と先生コーヒー飲んだのもあって、少し眠れない。お昼寝したし、睡眠時間は足ってるのかな。でも今日はバイトなので3時ぐらいには寝てしまおう。 で、暇なので・・・明日テストだけど試験勉強終わらしたし。いや。 中高のとき一人…

過去ログ2006.11.4(科学についての覚書)

2006年の11月4日の過去ログ あと化学の授業もほとんど実験だったし、その実験自体先生がやってみて見せるんじゃなくてほとんど生徒にやらしてくれた。でもレポートしんどかった。一度いわゆるデーター改ざんしたんだけどこれは本気で怒られた。日ごろ怒んな…

岐路に立つ教育

岐路に立つ教育 (長崎純心大学学術叢書)作者: ジャックマリタン,Jacques Maritain,荒木慎一郎出版社/メーカー: 九州大学出版会発売日: 2005/04メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 《教育ははたして苦役であるのか》 はじめに …

哲学と信仰 信仰という名の解凍コード

前回のエントリーで「信仰という名の解凍コード」と題して二つの問題提起をしていましたが、今回は哲学と信仰の問題を中心に考えたいと思います。 まず哲学について考えてみましょう。哲学とは何であるか、それこそこの問題を主題とした書籍が数多あるような…

日経1/25 細菌の全遺伝子化学合成に関して

一面 十五面

信仰という名の解凍コード

まずはじめに書いておくべきことは、宗教と信仰は異なるものであるという点です。それと同様に哲学と信仰もまた違います。私のうちにおいては、宗教と信仰、哲学と信仰は一致していますし、調和もしています。しかしながら、日本においては度々これらに対し…

振り返って

ちょうど一年位前に自分が書いたものを読み返した。あの時と何が違っているんだろう。

日経:高齢者の生活保護受給者増大について

一面 三面 五面

高利貸しは卑しいのか?

id:fuku33先生のエントリで商業や産業、そしてそれを学問として扱う経済学、経営学、商学諸々が何ゆえ嫌われるのかと考察してるのですが。 なんというか、嫌われてるという意識はあるのね、と冷たく言い放つのがわたしの属性的には正しいのかもしれませんが…

終末期医療

勉強会は非常によいものでした。あとで何か書きます。